2014年05月01日

カイザー

たまの自分語り。

カイザー「ドイツ語で皇帝」という名前の猫が突然家にやって来たのは私が18歳位の頃でした。
ドイツで働いていた事がある姉が帰国後の職場関係の人から貰ってきて名づけました。

中学の時は部活も勉強も生徒会もそれなりに頑張っていたけれど、
高校の時はぱっとせず。ラノベばかり読んでいる生活。
高校2年の時、上級生が部活を引退してから何か一つ高校時代に頑張った跡を残そうと思って、
同級生が私と幽霊部員1人しかいない部活を頑張ってみようと一念発起。
それなりの人数が居る後輩を教えて21時に家について、23時半まで練習場に行って自主練習して、
それからテスト勉強をして3時間半寝て学校に行く。
3年生のある時期からそんな生活をしていたら体を壊してしまい、
最後の大会も結局出場することすら出来ず、結局こんなもんだな・・と少し腐っていました。

高校を卒業して10代の終わりに実質のニートを経験しました。(にいとPのP名は間違いでも無い)
高3の時に体を壊したのが長引いて家にずっといて、まだインターネットも無く、パソコンも持っておらず、
携帯もみんな持っていない時代、体の調子は時折崩れるし人との交流は少ないし本当に燻ってた気がします。

そんな時に話し相手、遊び相手になってくれたのが冒頭の突然家にやってきたカイザーでした。
アメリカンショートヘアーと雑種の子で、そりゃもうやんちゃでやんちゃで。
壁を天井まで登っては家族を激怒させるというのを繰り返してましたし、
何度も外に脱走して夜中にカイザーと名前を呼びながら探すことも何度もあったり、
他の猫と喧嘩して傷だらけになって戻ってきたことも何度もありました。
皇帝という名の割には負けてばかりで臆病でしたが、家族には尊大な態度なのが可愛い奴でした。

私が可愛がりすぎてモフモフしすぎていつも抗議の鳴き声で鳴くんだけど
それが毎度イヤーンという風に聞こえたりして面白かった。

お手とお替わり。そして、投げた物を拾ってくる芸も教えたら出来る子でした。
ニートの期間毎日一緒にいたものですっかり仲良くなって、遊んでクレとねだられるようになり、
メシだ水だとしょっちゅう話しかけて来るようになりました。
毎日彼と会話することでいろんな気が紛れていたんだと思います。

19歳になる前にもなると、体の調子が普通に良くなりました。
このままではマズイと思い、技術系の学校に通い、就職で東京に出てきた時に、
カイザーに会えないのが寂しかったせいなのか、厳しい厳しい先輩の元、
慣れない社会人生活に疲れていて現実逃避がしたかったせいか、
電車内で寝ていた時に実家に居てカイザーと遊んでいる時の夢を見て、「カイ!」と大きな声で口にしてしまい、
それで起きて凄く恥ずかしかった記憶もあります。
帰省の度にカイザーの写真ばかり撮っていて母親に毎度呆れられてたりもしました。

そんなカイザーが昨日19歳と7ヶ月で息を引き取りました。
人間に例えたら120歳以上の大往生になると思います。

最後看取れなかったのが残念で心残りです。今年帰省していなかった事を後悔しています。
一昨日くらいまで元気だったらしく、来月の帰省で会えることを凄く楽しみにしていたのですが。。

自分の人生においてカイザーと出会えたことは本当に幸運でした。
感謝しかありません。良き兄であり、良き弟でした。
何も出来ない現状、自己満足ではありますが何か残したくなり、ブログに書き残して置きます。

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たとえ遠くて交通費がかかろうと実家には1年に2回位家族に会いに帰ろうと思いました。
posted by アカサコフ at 02:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする